PROJECT

叢 Qusamura ×10

2015.07.03

NADiff A/P/A/R/T 3Fにて「叢 Qusamura ×10」を企画・開催しました。
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叢 Qusamura ×10

2015.7.3 – 7.19
叢× 赤羽史亮
叢× 石川竜一
叢× 遠藤一郎
叢× 大小島真木
叢× 齋藤陽道
叢× 中里周子
叢× FUJIKAYO
叢× PLANT / PLANT
叢× 松下徹
叢× ミキオサカベ
タイトル:叢×10
展示予定作家:叢、赤羽史亮、石川竜一、遠藤一郎、大小島真木、齋藤陽道、中里周子、FUJIKAYO、PLANT / PLANT、松下徹、ミキオサカベ
日時:2015年7月3日(金)~7月19日(日)12:00~22:00 ※月火休
住所:〒150-0013 東京都渋谷区 恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 3F
企画:アイランドジャパン株式会社

ナディッフ7周年パーティー:7月7日(火)19:00〜22:00

写真クレジット
(上)© 齋藤陽道
(下)© 叢

2008 年の七夕にオープンしたNADiff a/p/a/r/t で、毎年アイランドは周年イベントを一緒に行ってきました。2015 年7 月7 日はついに7 周年を迎えるナディッフの3階スペースにて、アイランドは1ヶ月間、企画を行います。
まず第一弾としては、7月3日より、『叢×10』展を開催したいと考えます。『いい顔してる』サボテンを扱う「叢」とコラボレーションする10 人の作家を選出、「叢」はそれぞれの作家にあわせたサボテンを、作家は「叢」を考えての1点をセッションしたいと思っています。サボテンとアーティストの一風変わったセッションとなります。作品やサボテンは販売します。
会場は、水~日の12:00~19:00 オープンします。夜19:00~22:00 は、Bar 仕様(Bar paradise island)となりお酒が楽しめますが、もちろん展示やショップも楽しめます。12:00~19:00 も、簡単なハーブティーやビールを楽しめるようなティールーム仕様となります。たまにはイベントをしたりトークをしたり、アイランドは、より「メディウム」として人と人をつなげる、アートと社会の橋渡しをするような活動を続けていきたいと思いますので、引き続きご愛顧賜りますよう、お願い申し上げます。

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2015 TOKYO
本日は、巨大地震があるかもしれないと予知された日
神田ー秋葉原間の支柱が倒れ山手線が9時間止まった
日々の情報はめまぐるしく行き交い、何がほんとうなのか
これからどんな世界になっていくのか、未来は想像できるのか
そのような時代の中にある。
いまなぜ私は「叢×10」をやろうと思っているのか?
仙人掌は、厳しい環境に適応するために、多くの植物と異なる形態をもつ。
光合成の仕方、水を摂取する方法、光をさえぎるすべ。
温暖化、砂漠化の進む地球というすみかが、きびしくなってきたときに
進化をし生きるために形を変えて来た。
叢は、独自の視点で仙人掌をとらえている植物屋。
見た目は不細工かもしれない、しかし耐え忍ぶ姿を現しているような
闘っているような、そんな仙人掌を、「いい顔」をした仙人掌として
探し求め、扱い、提案している。
私は、現代日本を生きて、「island JAPAN」という名前を背負って
何を提案しているのか。それは、現代日本の中において、
その環境が厳しくなっている中、それに耐えなお闘う
そんな「いい顔」をした表現者を扱い、提案しているのではないか。
そのことに行き着いた。
2015 年東京からだからこそ、この叢×10 人のぶつかり合いにより
この現代において勇気を与える空間と時間ができるのではないか。
それこそが、表現の役割ではないか、と思っているのである。
ここでは、10 人の、10 仙人掌の、いい顔がせめぎあっていることだと思う。
ある意味で現代を象徴する10 人の共演として、楽しんで頂けたら幸いです。
2015 年4 月12 日 伊藤悠 

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叢は、「いい顔してる植物」をコンセプトに、独自の美しさを提案する植物屋。
店主みずからが日本中を旅して集めた個性あふれる植物を、
その個体の特徴を引き出す器とあわせて提案する。
店名は、店主が植物を見つける場所を叢と呼んでいたことから。
普通の人にとってはただの草の群がりに見える場所に、
個性ある美しさが眠っていることがある。『Qusamura』の「Q」は、「Question」からとったもの。
個性的な叢の植物たちに出合ったとき「これ、なに?」と、はじめに不思議を感じ、
「?」から叢の世界観に入ってほしいという願いを込めている。
http://qusamura.com/

店主紹介
小田康平 ( おだこうへい / Kohei Oda)
1976 年、広島生まれ。
2 0 代の頃、旅先のパリで偶然目にした花と植物による空間演出に感動し、帰国後、
修行を経て広島に生花店をオープンした。植物の可能性を模索するなかで「色や形
の美しさではなく、ひとつひとつの個性や物語を重視し、時を重ねることが魅力にな
る植物を扱いたい」との思いが募り、2012 年1 月、“ いい顔してる” 植物をコンセプトにした植物屋「叢 ‒ Qusamura 」を立ち上げた。サボテン・多肉植物を中心に、個
性豊かな植物をその特徴を引き出す器とあわせ提案している。陶芸家、アーティスト、
小説家など異分野のプロフェッショナルとのコラボレーションも多く、国内外でインス
タレーション作品の発表や展示会を行っている。
・写真集「 見たことない サボテン・多肉植物」( 2013 年1 月刊行/二見書房)
・石内都 写真集「 sa・bo・ten」( 2013 年8 月刊行/大和プレス・平凡社)
・Wallpaper* BEST PLANT SHOP ( February / 2013)